昨年の8月に、 御殿場市出身で女子美術大学プロダクトデザイン専攻の根本菜那さんが、「ごてんばっ木について教えて欲しい」と、御殿場木材協同組合を訪れてくれました。
根本さんは大学で、木製品の製作に取り組んでいます。
自分の生まれ育った御殿場の風景を、ごてんばっ木を使って表現し、それを卒業制作に充てたいということでいた。
そういうことなら当組合としても、全面的にバックアップしたい気持ちは山ほどあるので、根本さんと2時間くらいごてんばっ木のこと、木材のことで色々お話をさせていただきました。
そして根本さんには、是非すてきな作品を作っていただきたいので、桧のごてんばっ木をプレゼントさせていただきました。
そのプレゼントしたごてんばっ木で製作した木製品を、卒業制作展で展示をするという連絡を受け、御殿場木材協同組合としてその制作展を見に行ってきました。
まず、じっくりと見させていただきました。
もう素晴らしい!の一言です。
御殿場の何気ない風景を、ごてんばっ木を使用してこの様にかわいく、そして創造性豊かに表現できるなんて、とても感動をしました。
とても真似ることはできません。
根本さん曰く、「この作品は、大学を卒業したら特に展示をする場所もないので、持ち帰ります」ということでした。
この作品をお蔵入りしてしまうのは、とてももったいないことです。
御殿場木材協同組合としても、何とかまた日の当たる場所に出せるように、協力をしたいと思います。